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堀場製作所はやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる

執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)

記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。

堀場製作所(HORIBA)は、自動車のエンジンの排ガスを測る装置や、水質や大気汚染を測る装置、血液の検査装置、半導体製造装置で使う流量制御機器などを作る、分析・計測機器のメーカーです。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。

決算は12月で、2025年12月期は2025年1月から12月までの1年間です。このページでは、有価証券報告書(2025年12月期)で確かめられる数字から、堀場製作所の今の姿と、会社自身が挙げている課題と計画を見ていきます。この有価証券報告書(2026年3月提出)が今の最新で、2026年1月以降の業績は入っていません。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。

数字で見る堀場製作所

  • 業績:2025年12月期の売上高は3,330.8億円で、4年前(2021年12月期)の約1.48倍です(計算)
  • 前の期との比較:売上高は5.0%増、営業利益(本業のもうけ)は9.7%増、経常利益は8.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益は10.4%増です。会社は、主にエネルギー・環境と先端材料・半導体で販売が増えたことなどを挙げ、売上と利益の理由を分けて書いていません
  • 当期純利益:会社は、構造改革などに伴う特別損失(その期だけの特別な損失)が出たものの、税負担が軽くなったことで増益になったとしています
  • 受注:受注高(その期に受けた注文の額)は3,185.0億円(0.2%増)、2025年12月末の受注残高(注文を受けて、まだ売上になっていない分)は1,534.0億円(8.7%減)です
  • 財務:自己資本比率(資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は、2021年12月期の54.82%から毎年上がり、67.14%になりました

5年間の業績

決算期売上高経常利益当期純利益自己資本比率従業員数
2021年12月期2,243.1億円320.4億円213.1億円54.82%8,205人
2022年12月期2,701.3億円468.6億円340.7億円57.61%8,432人
2023年12月期2,905.6億円482.5億円403.0億円63.03%8,665人
2024年12月期3,173.7億円501.7億円335.9億円65.20%8,955人
2025年12月期3,330.8億円542.3億円370.9億円67.14%9,101人

グループ全体(連結)の値です。当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益です。数値の出典:有価証券報告書

売上高と経常利益は、表の5年間で毎年増えています。当期純利益は2024年12月期に一度減りました(16.7%減、計算)。同じ期の経常利益は4.0%増えています(計算)。当期純利益が減った理由は、今回の有価証券報告書には書かれていません。

2025年12月期の当期純利益は、特別損失32.2億円を差し引いても増えています。特別損失の主な中身は、事業構造改善費用13.4億円、減損損失(資産の価値を引き下げた損失)10.0億円、所有する土地の再開発などに伴う土壌汚染対策などの費用6.0億円などです。事業構造改善費用は、主にドイツの子会社ホリバ・ヨーロッパ社で収益性の改善を図る施策の費用で、主な中身は従業員の早期退職に関連するものです。減損損失には、開発の計画を見直した基幹システムの開発費5.1億円や、アメリカの受託試験事業と中国の試薬工場を閉じると決めたことに伴う分などが入っています。

事業ごとの状況

この期から事業の区分を5つから3つに変え、前の期の数字も新しい区分に組み替えています。売上高は外部の顧客への売上、利益は営業利益の段階の数字で、特別損失は入っていません。3つの事業の営業利益を足すと、全体の530.4億円になります(計算)。

  • エネルギー・環境(エンジン排ガス測定装置・車両開発エンジニアリング・水質計測装置など):売上高は1,344.1億円(5.5%増)で、全体の40.4%です(計算)。会社は、主に欧州と米州でEVシフト(電気自動車への切り替え)が緩やかになり、ハイブリッド車の開発向けに燃焼計測などの需要が増えたことから、自動車関連事業の売上高が増えたとしています。営業利益は94.2億円(120.9%増)です。利益の理由は、売上と分けて書かれていません。受注高は1,250.5億円(10.1%減)、受注残高は914.6億円(9.3%減)で、受注が減った理由は書かれていません
  • バイオ・ヘルスケア(血球計数装置・免疫測定装置・分光器など):売上高は421.7億円(5.0%増)です。会社は、主に欧州で販売が増えたことなどを挙げています。営業損失は8.9億円で、前の期(8.9億円の損失)とほぼ同じです。会社は、増収の一方、競争環境の激化やライフサイエンス領域(生命科学の分野)での投資の継続などを挙げています
  • 先端材料・半導体(流量制御機器のマスフローコントローラー、半導体異物検査装置など):売上高は1,565.0億円(4.5%増)で、全体の47.0%です(計算)。会社は、生成AIなどの先端半導体関連の需要がけん引し、主にアジアで半導体製造装置メーカー向けの販売が増えたことなどを挙げています。営業利益は445.2億円(1.0%減)で、全体の営業利益の83.9%です(計算)。会社は減益の理由として、新製品の開発や技術開発への投資を加速したことなどを挙げています

顧客の所在地で分けた売上高は次のとおりです(増減率は計算)。売上高の77.0%が海外です(計算)。売上高の10%以上を占める特定の顧客はいないとしています。

  • 中国を除くアジア:794.9億円(14.0%増)
  • 日本:766.5億円(0.5%減)
  • 欧州:720.6億円(10.1%増)
  • 中国:595.1億円(1.9%減)
  • アメリカ:375.8億円(0.4%増)
  • その他:77.9億円(11.1%増)

先端材料・半導体について会社が書いていること

  • 受注:先端材料・半導体の受注高は1,511.5億円(10.4%増)、受注残高は508.3億円(9.5%減)です
  • リスク:会社は、半導体の市況の変動による影響を減らすため、受注から納品までの期間の短縮などに取り組んでいるとしています。それでも、半導体の技術の変化や急な需要の変動による、半導体製造装置メーカーや半導体メーカーなどの設備投資の動向が、業績に影響する可能性があるとしています
  • 工場の建設:2025年12月末の時点で、子会社の堀場エステックが、この事業の生産設備として「京都福知山工場(仮称)」を建てていました。投資予定額は170.0億円(91.6億円を支払い済み)で、2026年4月に完了する予定としていました。完成後の増加能力は「200%増加」、資金は自己資金と外部からの借入れです

会社が挙げている課題と計画

  • 中長期経営計画:会社は2024年2月に「MLMAP2028」を策定しました。2028年(2028年12月期)に売上高4,500億円、営業利益800億円、ROE(自己資本に対する当期純利益の割合)12%以上を目指しています。2025年12月期の実績は、会社の表記で売上高3,330億円、営業利益530億円、ROE11.2%です
  • 計画の見直し:会社は、有価証券報告書の提出日(2026年3月23日)の時点で計画を見直していて、2026年8月に公表する予定としていました。見直しの理由と見直した後の内容は、この有価証券報告書に載っていません
  • 決算の後の増資:2026年1月、ドイツの子会社ホリバ・ヨーロッパ社が増資(元手を増やすこと)をしました。堀場製作所とフランスの子会社が、合わせて6,000万ユーロ(会社が便宜上1ユーロ=180円で換算した額で108.0億円)を払い込んでいます。会社は目的を、運転資金の確保と財務基盤の強化としています
  • 単体の決算の引当金:堀場製作所だけ(単体)の決算では、ホリバ・ヨーロッパ社に対して53.9億円(前の期は21.0億円)の引当金(将来の損失に備えて先に費用にする額)を計上しています。会社はこれを「子会社の債務超過に係る損失に備える」ためとしています。この項目は、グループ全体(連結)の損益計算書にはありません。有価証券報告書は、この引当金と増資の関係を書いていません
  • 本社の建設:京都市の「グローバル本社(仮称)」は、2025年12月末の時点で投資予定額370.0億円(99.6億円を支払い済み)、2028年1月に完了する予定としています。資金は自己資金です。同じ時点の借入金は364.8億円(計算)、社債は300.0億円、現金及び預金は1,623.4億円です
  • 主なリスク:エネルギー・環境では、排ガス・燃費規制の動向や、自動車の電動化・AI関連技術の進展などによる、自動車関連メーカーの研究開発・設備投資の動向を挙げています。水素などの新エネルギーやカーボンニュートラル(脱炭素)の領域は、各国の補助金を受けた事業者が主な顧客だとしています。補助金の打ち切りなどで一部でリスクが起きているとし、製品構成の変化や原価の低減に取り組んでいるとしています。全社では、為替の変動や、ロシア・ウクライナ、中東の情勢、米中関係の複雑化なども挙げています

働く人に関わる数字

平均年間給与から管理職に占める女性の割合までは、子会社を含まない堀場製作所だけ(単体)の、2025年12月期の値です。

  • 平均年間給与:820.9万円(賞与と、残業代などの基準外賃金を含む)
  • 平均年齢・勤続年数:42.8歳、16.0年(従業員1,573人)
  • 男性の育児休業取得率:97.1%(前の期は89.5%)で、育児目的の休暇を含まない数え方です
  • 管理職に占める女性の割合:11.0%で、2028年12月期の目標は15.0%です
  • 初任給:大学卒は月給28万5,000円、修士了は31万円、博士了は32万7,000円です。2026年度の初任給の実績で、京都本社・びわこ工場で働く場合の額です(これから入社する人の額とは限りません)
  • 採用:選考と採用はグループの会社ごとに行われます。堀場製作所の採用の実績は2026年入社が42名(高校卒などを含む)で、募集人数は載っていません(公式の採用ページ、2026年9月30日確認)

公式の募集要項

有価証券報告書では分からないこと

有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさ、転勤の多さ、職場の雰囲気は分かりません。有給休暇の取得率・離職率・残業時間も載っていません。採用ページのよくある質問には、総合職採用のため、会社・部署間の異動や転勤の可能性があるとあります。説明会やOB・OG訪問で、関心のある事業の人に直接聞いてみてください。

志望動機で「将来性」を書くときは

「半導体の需要が伸びているから」だけでは、ほかの会社にも言える理由になります。堀場製作所は、自動車・環境、医療・研究、半導体と、分野の違う3つの事業を持つ会社です。どの事業のどんな顧客(自動車関連メーカー、医療機関、半導体製造装置のメーカーなど)に関心があり、そこで何をしたいかまでつなげると、堀場製作所を選ぶ理由になります。

ほかの計測・検査機器メーカーとの比較は計測・検査機器メーカー8社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。堀場製作所の志望動機を書いたら、お祈り診断で確かめられます。このページの有価証券報告書の要点を応募先の資料として添え、採用側の5つの視点で、根拠が足りない所を見ます。

このページの数字は、2026年9月30日時点で最新の有価証券報告書(2025年12月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給と採用の実績などは公式の採用ページによります(2026年9月30日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。

お祈り診断

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