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コマツはやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる

執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)

記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。

コマツ(正式な社名は株式会社小松製作所)は、油圧ショベルやブルドーザー、ダンプトラックなどの建設機械・鉱山機械を作る会社です。機械を買う顧客向けのリースや割賦(代金の分割払い)と、自動車産業向けの大型プレスなどの産業機械も手がけています。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。

このページでは、有価証券報告書(2026年3月期)で確かめられる数字から、コマツの今の姿と、会社自身が挙げている課題を見ていきます。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。

数字で見るコマツ

  • 業績:2026年3月期の売上高は41,327.5億円で、前の期より0.7%増えました。営業利益(本業のもうけ)は5,673.2億円で13.7%減、税引前利益は11.2%減、当期純利益(コマツの株主に帰属する分)は14.4%減です
  • 営業利益が減った理由:会社は、建設機械・車両事業は販売価格の改善に努めたものの、コストの増加や販売量の減少で減益、ほかの2事業は増益だったとしています
  • 売上の中身:外部の顧客への売上の91.9%が建設機械・車両事業です(計算)。日本以外の顧客への売上は全体の89.7%です(計算)
  • 費用:グループ全体の売上原価は、米国の関税の影響などで3.3%増えたとしています(影響額は書かれていません)
  • 財務:株主資本比率(自己資本比率にあたるもの。資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は54.7%です

5年間の業績

決算期売上高税引前利益当期純利益株主資本比率従業員数
2022年3月期28,023.2億円3,245.7億円2,249.3億円51.4%62,774人
2023年3月期35,434.8億円4,764.3億円3,264.0億円52.1%64,343人
2024年3月期38,651.2億円5,756.6億円3,934.3億円53.8%65,738人
2025年3月期41,044.0億円6,048.4億円4,396.1億円55.0%66,697人
2026年3月期41,327.5億円5,372.6億円3,763.9億円54.7%67,279人

グループ全体(連結)の値で、米国会計基準です。税引前利益は有価証券報告書の「税引前当期純利益」で、経常利益の代わりに載っている値です。当期純利益は「当社株主に帰属する当期純利益」です。数値の出典:有価証券報告書

2026年3月期の売上高は表の5年間でいちばん大きく、4年前(2022年3月期)の約1.47倍です(計算)。税引前利益と当期純利益は2025年3月期がいちばん大きく、2026年3月期は2024年3月期も下回りました。

事業ごと・地域ごとの状況

事業の区分(セグメント)は3つです(2026年3月期)。売上高は外部の顧客への売上です。利益は、区分どうしの取引も含む売上高から売上原価と販売費及び一般管理費(販売や管理の費用)を引いた「セグメント利益」です。上級役員やIR(投資家向けの広報)にかかる費用などの特定の全社共通の費用や金融費用、長く使う設備などの資産や、買収で生じる営業権(のれん)の減損(価値の引き下げ)などの特別な費用は入っていません。

  • 建設機械・車両(油圧ショベル・ブルドーザー・ダンプトラック・林業機械・地下鉱山機械など):売上高37,961.0億円(0.2%増)です。会社は、販売量は減ったものの、主に販売価格の改善で売上高が増えたとしています。セグメント利益は4,911.2億円(18.0%減)で、会社は、販売価格の改善に努めたものの、コストの増加や販売量の減少などで減ったとしています
  • リテールファイナンス(建設・鉱山機械のリース・割賦):売上高1,005.2億円(4.5%増、計算)で、全体の2.4%です(計算)。会社は、債権(割賦などで受け取る代金)の残高の拡大に伴う金利収入の増加で、区分どうしの取引を含む売上高(1,261.4億円)が増えたとしています。セグメント利益は365.9億円(24.4%増)で、資金調達コストの低下と金利収入の増加などを挙げています
  • 産業機械他(プレス・板金機械・工作機械・防衛関連・半導体の回路を焼き付ける露光装置用のエキシマレーザーなど):売上高2,361.3億円(7.0%増、計算)で、全体の5.7%です(計算)。会社は、自動車産業向けの大型プレスの販売増加と、半導体産業向けエキシマレーザー関連事業でのメンテナンス(保守)の売上の増加などを挙げています。セグメント利益は379.4億円(38.5%増)で、利益の理由にも同じ2つなどを挙げています

3つの区分の利益の合計と営業利益の差は、区分どうしの取引の相殺・全社の調整や減損などです。

地域別では、外部の顧客への売上のうち、米州が46.8%、欧州・アフリカ・中近東が17.9%、オセアニア・アジア(日本を除く)・CIS(旧ソ連の国々)が25.1%、日本が10.3%です(計算)。建設機械・車両事業の5つの地域の売上について、会社は次のように説明しています。

  • 中南米:13.7%増。銅の需要が堅調で、チリなどで鉱山機械の販売が増えた
  • 北米:2.0%増。前の期に大口商談があった鉱山機械は減ったが、一般の建設機械はエネルギーやインフラ向けなどで増えた
  • 中近東:1.7%減。UAEの大型インフラ向けは堅調だったものの、中東情勢の影響で第4四半期に減少へ転じた
  • アジア(日本・中国を除く):32.9%減。主にインドネシアで石炭価格が低調で、鉱山機械の需要が低迷した
  • 日本:4.6%減。人件費・資材価格の高騰や労働力不足などで、一般の顧客向けとレンタル向けの需要が引き続き低迷した

鉱山機械と自動化について会社が書いていること

  • 市場の見方:会社は、足元では中東情勢などで不確実性が一層高まっているとしています。建設・鉱山機械の市場は、中長期的には新興国の都市化やインフラ需要で成長が見込まれる一方、短期的には需要の変動性が高い状況が続くと想定しています
  • 自動化の実績:鉱山向けの無人ダンプトラック運行システム(AHS)の累計導入台数は、2026年3月末時点で1,016台です。日米欧豪で売ったICT建機(情報通信技術を使った建設機械)の割合を示す「ICT建機化率」は28.7%でした
  • 協業:鉱山向けには、次世代の鉱山機械の基幹技術となるSDV(ソフトウェアで機能を決める車両)の仕組みなどの開発で、Applied Intuition社と協業を始めました。土木・採石向けでは、コマツ、子会社のEARTHBRAIN、ティアフォー社の3社で、ダンプトラックの自動運転システムの2027年度(2028年3月期)までの実用化を目指しています
  • 機会とリスク:気候変動の分析では、機会として、電動化に必要な銅などの需要の増加や、銅鉱山や銅関連の顧客向けの売上の増加などを挙げています。リスクには、化石燃料による発電とその使用への規制、石炭の生産量の大幅な減少、石炭の顧客向けの売上の減少などを挙げています

会社が挙げている課題と中期経営計画

  • 中期経営計画と課題:2025年4月に、2028年3月期をゴールとする3カ年の計画を始めました。顧客のニーズが現場全体の最適化などへ高度化しているとし、競争力の一層の強化を重要な課題に挙げています。部品などを再生するリマニュファクチャリングを含む、アフターマーケット(販売した後の部品やサービス)の強化も進めるとしています
  • 目標と1年目の実績:ROE(株主のお金を元手に、どれだけ利益を上げたかの割合)は10%以上が目標で、2025年度(2026年3月期)は11.3%(前の期は14.2%)でした。フリー・キャッシュ・フロー(本業で得たお金から、投資に使ったお金を引いた額)は、M&A(企業の買収・合併)関連の支出を除いて3年累計1兆円が目標で、1年目は2,632億円です
  • 買収:2026年2月27日に、SRC of Lexington社の部品のリマニュファクチャリング事業を買収しました。期末の後の2026年4月1日には、林業機械メーカーのMalwa Forest社の買収を完了しています
  • 主なリスク:「事業等のリスク」では、先進国の需要は景気の循環に左右され、新興国では資源の需要・価格や通貨の急な変動などがあるとしています。製品の開発が市場の求める時期に間に合わないこと、各国の関税政策による金融・経済の混乱、円高、素材やエネルギーの価格の高騰、人材の確保・育成の遅れも挙げています

働く人に関わる数字

平均年間給与から男女の賃金の差異までは、子会社を含まない小松製作所だけ(単体)の2026年3月期の値です。

  • 平均年間給与:902.5万円(賞与と、残業代などの基準外賃金を含む)。前の期より5.0%増えています
  • 平均年齢・勤続年数:41.7歳、17.1年(従業員12,435人)
  • 男性の育児休業取得率:84.1%。育児休業に加え、育児目的の休暇も含む数え方です
  • 女性の管理職と賃金:管理職に占める女性の割合は9.2%です。男女の賃金の差異(男性に対する女性の賃金の割合)は全労働者で79.5%で、会社は、制度上の差はなく、管理職の割合や勤続年数などの構成の差によるとしています
  • 初任給:全社採用(技術系・事務系共通)で学部卒300,000円、修士卒320,000円です。「初任給(2026年度)」とあり、これから入社する人の額とは限りません
  • 年収モデル:29歳で約730万円、33歳で約860万円です。時間外手当を含まない目安で、何年度の額かは書かれていません
  • 採用と定着:2025年度の採用実績は295人です。2022年度に新卒で採用した254人のうち、3年間で辞めた人は15人(5.9%)です。平均の有給休暇取得日数は2024年度に20.8日です(対象の範囲は書かれていません)
  • 募集:「全社採用」と「事業所採用」があります。よくある質問では、全社採用は全国転勤の可能性があり、事業所採用も原則期限付きで転居を伴う異動の可能性があるとしています。技術系の職種は理系学部出身の人に限ります。募集要項は2026年度の採用(2025年4月〜2026年3月に卒業見込みの人など)向けのままです。2027年以降に卒業する人向けの内容は載っていませんでした(公式の採用ページ、2026年9月30日確認)

公式の募集要項

有価証券報告書では分からないこと

有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさ、転勤の頻度、職場の雰囲気は分かりません。残業の時間や、会社全体の離職率も、この有価証券報告書には載っていません。説明会やOB・OG訪問で、関心のある事業の人に直接聞いてみてください。

志望動機で「将来性」を書くときは

「海外で稼いでいて、利益も出ているから」だけでは、ほかの建設機械メーカーにも言える理由になります。鉱山の無人化、建設現場のICT化、販売金融、自動車産業向けのプレスなど、どの事業のどんな顧客に関心があり、そこで何をしたいかまでつなげると、コマツを選ぶ理由になります。

ほかの会社との比較は建設機械メーカー7社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。コマツの志望動機を書いたら、お祈り診断で確かめられます。このページの有価証券報告書の要点を応募先の資料として添え、採用側の5つの視点で、根拠が足りない所を見ます。

このページの数字は、2026年9月30日時点で最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給や年収モデル、採用実績と定着率、有給休暇の取得日数、募集の内容は、公式の採用ページによります(2026年9月30日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。

お祈り診断

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