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ミネベアミツミはやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる

執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)

記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。

ミネベアミツミは、ボールベアリングなどの機械部品、モーター、半導体、機構部品、電源部品、自動車のキーセットやドアハンドルなどを作る会社です。1951年に、日本で最初のミニチュアベアリング(小さな軸受)の専門メーカーとして設立されました。2017年にミツミ電機と経営統合し、今の社名になりました。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。

このページでは、有価証券報告書(2026年3月期)で確かめられる数字から、ミネベアミツミの今の姿と、会社自身が挙げている課題を見ていきます。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。

数字で見るミネベアミツミ

  • 業績:2026年3月期の売上高は16,643.9億円で、前の期より9.3%増えました。営業利益(本業のもうけ)は1,039.8億円で10.1%増、税引前利益は61.9%増(出資金の評価益367.9億円を含む)、親会社の所有者に帰属する当期利益は990.3億円で66.6%増です
  • 事業の割合:外部の顧客への売上高のうち、セミコンダクタ&エレクトロニクスが35.5%、モーター・ライティング&センシングが27.4%です(計算)。アクセスソリューションズは20.0%、ベアリングなどのプレシジョンテクノロジーズは16.9%、その他は0.3%です(計算)
  • 主な販売先:売上高の12.5%が任天堂向け、11.3%がAppleグループ向けです。前の期は、Appleグループ向けが15.6%で、任天堂の金額と割合は載っていません(表は「−」)
  • 財務:親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率にあたるもの。資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は49.5%で、前の期より2.6ポイント上がりました

5年間の業績

決算期売上高税引前利益当期利益親会社所有者帰属持分比率従業員数
2022年3月期11,241.4億円907.9億円689.4億円48.8%81,659人
2023年3月期12,922.0億円921.3億円731.5億円48.4%87,752人
2024年3月期14,021.3億円755.5億円540.4億円49.7%83,886人
2025年3月期15,227.0億円826.1億円594.6億円46.9%83,256人
2026年3月期16,643.9億円1,337.8億円990.3億円49.5%81,383人

グループ全体(連結)の値で、国際会計基準(IFRS)です。税引前利益は、税金を引く前の利益です。当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益です。数値の出典:有価証券報告書

売上高は5年間、毎年増え、2026年3月期は4年前(2022年3月期)の約1.48倍です(計算)。

利益は、2024年3月期に一度減っています。この期は売上高が8.5%増えた一方で、税引前利益は18.0%減、当期利益は26.1%減でした(増減率は計算)。今回の有価証券報告書には、2024年3月期に利益が減った理由は書かれていません。

2026年3月期は、税引前利益と当期利益が、どちらも表の5年間で最も多くなりました。会社は全体の説明として、生産性の改善や徹底したコスト削減、高付加価値製品や新技術の開発と拡販に取り組んだとし、「この結果」として売上高と利益の数字を示しています。

会社は、税引前利益には、保有する金融資産を公正価値(その時点の価値として見積もった額)で評価した評価益が含まれているとしています。税引前利益は、営業利益に金融収益409.1億円を足し、金融費用111.1億円を引いた額です(計算)。金融収益のうち367.9億円(前の期は27.4億円)は出資金評価益で、上場していない投資事業組合(出資者のお金をまとめて投資する組合)への出資を評価し直した、まだ実現していない利益です。金融費用のうち為替差損(為替の変動で生じた損失)は、26.4億円(前の期は130.1億円)でした。

事業ごとの状況

売上高はグループ外の顧客への売上、利益は営業利益の段階の数字です(2026年3月期)。この期に2つの事業の区分を一部変え、前の期の数字も新しい区分で作り直しています。会社が事業ごとに挙げているのは売上高が増えた理由で、営業利益の増減の理由(費用や価格など)は書いていません。

  • プレシジョンテクノロジーズ(ボールベアリング、航空機に使うロッドエンドベアリング、HDD(ハードディスク)用ピボットアッセンブリー、航空機用ねじなど):売上高は2,811.5億円(10.0%増)です。主力のボールベアリングで、データセンター向けのサーバーと航空機向けの需要が堅調だったことを、売上高が増えた理由に挙げています。営業利益は622.5億円(11.8%増)で、4つの事業で最も多い額です
  • モーター・ライティング&センシング(液晶用バックライトなどの電子デバイス、ファンモーターや車載モーターなどのモーター、計測機器など):売上高は4,565.2億円(6.9%増)です。主にファンモーターの需要が増えたことによるとしています。営業利益は269.3億円(6.1%増)
  • セミコンダクタ&エレクトロニクス(半導体デバイス、光デバイス、機構部品、電源部品):売上高は5,902.6億円(16.1%増)です。主に機構部品の販売が増えたことによるとしています。営業利益は266.7億円(36.0%増)
  • アクセスソリューションズ(キーセット・ドアラッチ・ドアハンドルなどの自動車部品と、産業機器用部品):売上高は3,322.5億円(1.3%増)です。通信アンテナと産業機器部品の需要が増えたことによるとしています。営業利益は170.9億円(7.3%増)
  • その他(ソフトウエアの設計・開発など):売上高42.1億円(19.2%増)、営業損失26.6億円(前の期より14.6億円悪化)

4つの事業の利益とその他の損失を合わせ、どの事業にも属さない全社の費用など(調整額)262.9億円を引くと、全体の営業利益1,039.8億円になります(計算)。

顧客の所在地で分けると、売上高の28.7%が日本、22.0%が米国、17.5%が中国で、日本以外は合わせて71.3%です(計算)。前の期と比べると、日本は41.9%増え、米国は8.2%減りました(計算)。地域ごとの増減の理由や、主な販売先の変化との関係は、有価証券報告書には書かれていません。

会社が挙げている課題と計画

  • 事業の考え方:巨大な市場のニッチ(すき間)な領域で強みを出せる、簡単になくならない製品を、コア事業「8本槍」としています。ベアリング、アナログ半導体、モーター、アクセス製品、センサー、コネクタ/スイッチ、電源、無線/通信/ソフトウエアの8つです。これらを「相合」(総合ではなく、相い合わせることを意味する会社の造語)させて、新しい価値をつくるとしています
  • 力を入れる分野:「成長の5分野+1」として、AIデータサーバー、ヒューマノイドロボット、完全自動運転、ニューモビリティ(新しい移動手段)、商用ドローンと、航空機を挙げています
  • 優先して取り組む課題:革新的な製品・技術・ビジネスモデルの開発と普及、従業員が能力を発揮できる環境の整備、経営体制の強靭化、地球環境課題の解決への貢献の4つを「重要テーマ」としています
  • リスク:海外の売上高と生産高の比率が高いため、急な為替の変動が業績に影響しうることを挙げています。ほかに、地政学的な要因による原材料の価格の変動や関税などの影響、急な需要の縮小、低価格の製品との価格競争なども挙げています
  • 目標:中期経営計画の目標の年である2029年3月期に、「売上高2.5兆円、営業利益2,500億円」を目指すとしています。M&A(企業の合併・買収)やアライアンス(提携)も通じて、収益力の向上と企業価値の拡大を進めるとしています
  • 次の期の予想:2027年3月期は、現時点で予想できる範囲で、売上高16,900億円、営業利益1,200億円、親会社の所有者に帰属する当期利益830億円としています。予想の前提や、当期利益が減る見込みの理由は書かれていません。将来に関する記述は、2026年3月末の時点の判断だとしています

買収(M&A)について会社が書いていること

会社は、M&Aとアライアンスを最重要施策の一つとしています。沿革によると、主なものとして、2019年にユーシン、2020年にアナログ半導体専業メーカーのエイブリック、2022年にコネクタの製造販売などを行う本多通信工業を子会社にしました。2023年にはホンダロック(現・ミネベア アクセスソリューションズ)、2024年には日立パワーデバイス(現・ミネベアパワーデバイス)も子会社にしています。

2024年5月の日立パワーデバイスの株式の取得と、日立製作所グループからの、パワーデバイス事業の海外販売事業の譲り受けで、会社が払った対価は413.1億円(現金)でした(前の期の取引)。そのうち113.0億円は、のれん(買収で払った額のうち、相手の正味の資産の価値を上回った分)です。

事業等のリスクでは、買収した企業などの収益性が想定以上に下がったり、財務内容が悪くなったりすると、経営成績などに影響しうるとしています。

働く人に関わる数字

平均年間給与から管理職に占める女性の割合までは、子会社を含まないミネベアミツミだけ(単体)の、2026年3月期の値です。単体の従業員は2026年3月末に4,946人で、連結の6.1%です(計算)。

  • 平均年間給与:785.3万円(賞与と、残業代などの基準外賃金を含む)。前の期より3.0%増えています
  • 平均年齢・勤続年数:45.0歳、15.9年
  • 男性の育児休業取得率:90.0%(育児目的の休暇を含まない、法令の「育児休業等の取得割合」)。2025年3月期は71.0%で、会社の目標は2031年3月期に90.0%です
  • 管理職に占める女性の割合:4.1%で、目標は2029年3月期末までに8.0%です
  • エンゲージメント:会社の調査の「持続可能なエンゲージメント」のスコアは、グループ全体で86、国内のグループ23社で62(前回は国内21社で60)です(2025年度の調査)
  • 初任給:博士了344,500円、修士了305,000円、大卒・高専専攻科卒284,000円、高専本科卒252,000円です(2026年卒の新入社員の実績で、これから入社する人の額とは限りません)
  • 募集:2027年3月に卒業・修了見込みの人などが対象で、技術系と営業・管理系があります。ミツミ電機・ユーシンと共通の選考で、入社後の条件は3社とも同じとしています。新卒採用のページには、2028年卒のエントリーの入口もあります
  • 採用の実績と勤務地:確かめたページ(募集要項・よくある質問・数字で見るミネベアミツミなど)には、採用予定人数は載っていません。よくある質問には、新卒の採用実績として2025年4月度311名とあります(何社分の数かは書かれていません)。国内の事業所は技術開発の拠点で、量産は主に海外の工場で行うとしています(2026年9月30日確認)

公式の募集要項

有価証券報告書では分からないこと

有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさや職場の雰囲気は分かりません。有給休暇の取得率・離職率・残業時間も載っていません。採用ページのよくある質問では、転勤や異動は「あります」と答え、早い場合は入社3年目から海外駐在の可能性もあるとしています。どの職種で、どのくらい海外の工場と関わるのかは分かりません。説明会やOB・OG訪問で、関心のある事業の人に直接聞いてみてください。

志望動機で「将来性」を書くときは

「AIやロボットの市場が伸びるから」だけでは、ほかの部品メーカーにも言える理由になります。ベアリング・モーター・半導体・自動車部品など、どの事業のどの製品に関わりたいか、海外の工場とどう関わりたいかまで書くと、ミネベアミツミを選ぶ理由になります。

ほかの会社との比較はベアリング・機械部品メーカー6社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。ミネベアミツミの志望動機を書いたら、お祈り診断で確かめられます。このページの有価証券報告書の要点を応募先の資料として添え、採用側の5つの視点で、根拠が足りない所を見ます。

このページの数字は、2026年9月30日時点で最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給と募集の内容、採用の実績などは公式の採用ページによります(2026年9月30日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。

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