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芝浦機械はやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる
執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)
記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。
芝浦機械は、プラスチックを成形する射出成形機や、金属を流し込んで形を作るダイカストマシン、工作機械などを作る会社です。2020年に東芝機械から社名を変えました。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。
このページでは、有価証券報告書(2026年3月期)で確かめられる数字から、芝浦機械の今の姿と、会社自身が挙げている課題を見ていきます。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。
数字で見る芝浦機械
- 業績:2026年3月期の売上高は1,328.2億円で、前の期より21.0%減りました。営業利益は69.0%減、経常利益は64.5%減、親会社株主に帰属する当期純利益は91.8%減です
- 減った理由:会社は、射出成形機・工作機械・超精密加工機の売上は増えた一方、中国でのリチウムイオン電池向けのセパレータフィルム(電池の中に入れる薄い膜)の製造装置が減ったと説明しています
- 受注:受注高(その期に受けた注文の額)は前の期より11.0%増えました。工作機械の受注は44.9%増です。一方、受注残高(注文を受けて、まだ売上になっていない分)は11.7%減っています
- 財務:自己資本比率(資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は68.3%で、5年間でいちばん高い値です。会社の説明では、製品の在庫が216.2億円、顧客から前もって受け取っていた代金(契約負債)が259.0億円減り、資産も負債も小さくなりました。資産が小さくなるなかで純資産は13.7億円増えたため、比率が上がっています(計算)
5年間の業績
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | 自己資本比率 | 従業員数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,077.8億円 | 45.4億円 | 37.3億円 | 50.0% | 3,049人 |
| 2023年3月期 | 1,232.0億円 | 52.8億円 | 64.4億円 | 43.5% | 3,037人 |
| 2024年3月期 | 1,606.5億円 | 146.0億円 | 179.2億円 | 44.1% | 3,057人 |
| 2025年3月期 | 1,681.9億円 | 140.9億円 | 126.0億円 | 58.7% | 2,982人 |
| 2026年3月期 | 1,328.2億円 | 50.0億円 | 10.3億円 | 68.3% | 3,175人 |
グループ全体(連結)の値です。当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益です。数値の出典:有価証券報告書
売上高は2024年3月期に大きく伸び(30.4%増、計算)、2025年3月期も少し増えたあと(4.7%増、計算)、2026年3月期に減りました。
2026年3月期の営業利益は、売上が減ったことなどで69.0%減りました。当期純利益は、さらに大きく減りました。会社は、前の期にあった固定資産の売却益がなくなったことと、2025年11月に子会社にしたドイツのSHIBAURA MACHINE LWB GmbHの「のれん」20.7億円を、全額減損損失(資産の価値を引き下げた損失)にしたことなどを挙げています。のれんは、会社を買うときに払った額のうち、その会社の正味の資産の価値を上回った分です。会社は、買収の額を決めたときの事業計画と、その後の業績に差が出たためとしています。このほか、中国の工場を閉じることに伴う特別退職金10.6億円も、損失に入っています。
事業ごとの売上と受注
| 事業 | 売上高 | 売上の前期比 | 受注高の前期比 |
|---|---|---|---|
| 成形機 | 988.5億円 | 27.9%減 | 0.2%増 |
| 工作機械 | 252.8億円 | 18.6%増 | 44.9%増 |
| 制御機械 | 65.0億円 | 19.9%減 | 6.2%増 |
制御機械は、産業用ロボットや電子制御装置などの事業です。このほか、材料加工や環境測定などのその他の事業の売上高が21.8億円あります。受注高の海外比率は63.1%、売上高の海外比率は69.7%です。
会社が挙げている課題
- 米国の通商政策やイラン情勢の緊迫化などの影響で、自動車市場を中心に設備投資の様子見が続いたと書いています
- 「中計2026」(2025年3月期〜2027年3月期の中期経営計画)では、2027年3月期までに「定常的に売上高2,000億円を出せる企業」を目指していました。しかし、EVへの移行の遅れや米国の関税政策などで、2027年3月期の売上につながる受注残を積み上げられず、目標の達成を先延ばしせざるを得なくなったとしています
- 会社は「26年度緊急対応」(2026年度=2027年3月期に向けた緊急の対策)を策定し、目標との差を埋めるための施策を進めているとしています
働く人に関わる数字
平均年間給与・平均年齢・有給休暇・育児休業の数字は、子会社を含まない芝浦機械だけ(単体)の値です。
- 平均年間給与:706.1万円(賞与や残業代などを含む)。前の期より1.7%減っています
- 平均年齢・勤続年数:43.8歳、19.6年(従業員1,536人)
- 有給休暇の取得率:77.1%(2026年3月期)
- 男性の育児休業取得率:89.5%
- 初任給:大学卒の基本給257,150円(高専専攻科の卒業者も同じ額)。2025年度の額で、2027年4月入社の額とは限りません
- 採用人員:2027年4月入社の募集で、技術系30名程度、事務系10名程度(公式の募集要項、2026年9月29日確認)
有価証券報告書では分からないこと
有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさ、転勤の多さ、職場の雰囲気は分かりません。業績が落ちた年に、平均年間給与のほかに仕事や待遇がどう変わったかも分かりません。説明会やOB・OG訪問で、配属されそうな部署の人に直接聞いてみてください。
志望動機で「将来性」を書くときは
業績の波がある会社を志望するときは、数字の良し悪しよりも、自分がどの製品や事業に関わりたいかを具体的に書く方が伝わります。例えば、受注が伸びている工作機械や、成形機のどんな顧客に関心があるのかを調べてから書きます。
ほかの工作機械メーカーとの比較は工作機械メーカー7社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。書いた志望動機は、お祈り診断で根拠が足りない所がないか確かめられます。
このページの数字は、2026年9月29日時点で最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給と採用人員は公式の採用ページによります(2026年9月29日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。