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ダイヘンはやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる
執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)
記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。
ダイヘンは、変圧器などの電力の設備、溶接機や産業用ロボット、半導体の製造に使うプラズマ発生用電源などを作る会社です。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。
このページでは、有価証券報告書(2026年3月期)で確かめられる数字から、ダイヘンの今の姿と、会社自身が挙げている方針を見ていきます。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。
数字で見るダイヘン
- 業績:2026年3月期の売上高は2,377.4億円で、4年前(2022年3月期)の約1.48倍です(計算)。前の期と比べると、売上高は5.0%増、経常利益は17.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は18.0%増です
- 受注:受注高(その期に受けた注文の額)は2,713.3億円で前の期より12.6%増え、受注残高(注文を受けて、まだ売上になっていない分)は1,429.5億円で30.7%増えています
- 伸びた理由:会社は、受注と売上が伸びた背景に、電力インフラと半導体関連企業の設備投資の増加を挙げています。利益が伸びた理由には、売上高の増加とコスト削減の成果を挙げています。当期純利益は、2024年3月期(164.9億円)を下回っています。ただし2024年3月期は、当期純利益が経常利益(160.8億円)を上回っていて、比べる相手としてはふだんと違う年です。その内訳は、今回の有価証券報告書には載っていません
- 財務:自己資本比率(資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は48.1%で、5年間は47.7〜53.5%で推移しています
5年間の業績
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | 自己資本比率 | 従業員数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,606.2億円 | 157.9億円 | 109.9億円 | 51.2% | 3,783人 |
| 2023年3月期 | 1,852.9億円 | 176.6億円 | 131.9億円 | 53.5% | 3,732人 |
| 2024年3月期 | 1,885.7億円 | 160.8億円 | 164.9億円 | 48.4% | 4,669人 |
| 2025年3月期 | 2,263.8億円 | 171.8億円 | 119.6億円 | 47.7% | 4,606人 |
| 2026年3月期 | 2,377.4億円 | 201.0億円 | 141.1億円 | 48.1% | 4,542人 |
グループ全体(連結)の値です。当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益です。数値の出典:有価証券報告書
2024年3月期に従業員が約940人増えています(計算)。有価証券報告書の沿革には、この期に東北電機製造(株式の70%を取得)、四変テック(株式を追加取得)、ドイツのLorch Schweißtechnikを子会社にしたことが書かれています。
事業ごとの状況
2026年3月期の事業ごとの状況は、次のとおりです。
- エネルギーマネジメント(変圧器・受変電設備など):売上高1,282.2億円(6.1%増)。国内の工場の受変電設備の更新投資が堅調だったことに加え、蓄電池システムの需要が増えたとしています
- マテリアルプロセシング(溶接機・プラズマ切断機・半導体の製造に使うプラズマ発生用電源など):売上高764.3億円(5.2%増)。生成AIの普及によるデータセンター向けの半導体の需要を背景に、先端半導体への投資が高い水準だったとしています
- ファクトリーオートメーション(溶接ロボットなどの産業用ロボット・クリーン搬送ロボットなど):売上高329.3億円(0.5%増)。国内と欧州では自動車関連の投資の先送りが続いたものの、米国や中国などで新しい顧客を開拓した成果で、売上高はわずかに増えたとしています。営業利益は、収益性の高い案件が減ったことなどで13.4%減りました
売上高の16.1%は、東京エレクトロンのグループ会社で、プラズマエッチング装置(半導体の回路を削って形を作る装置)を開発・製造する東京エレクトロン宮城向けです(東京エレクトロンのグループ会社一覧)。関西電力と関西電力送配電向けは9.9%です。
会社が挙げている方針
「研究開発型企業」になることを目指し、2026年度(2027年3月期)を目標の年とする中期計画で、次の4つの基本方針を掲げています。有価証券報告書の説明をもとに、中身をかみくだくと次のとおりです。
- 社会課題解決に資する開発の領域拡大:脱炭素・労働力不足の解消・デジタル化の3つを重点に、今の事業の枠にとらわれず開発の範囲を広げる
- 代理店販売の革新と新領域の販売拡大:自社の営業の技術的な提案力を高め、国内の代理店の販売をてこ入れする。海外では欧州の事業拡大を重点にし、米国でも体制を強める
- 自動化追求と最適生産体制の構築:主要な標準製品の生産の完全自動化を目指し、コストを大きく下げる
- 長期人材育成計画に基づく人的資本の充実:理系人材の確保と若手の育成に重点を置く
この中期計画の目標は、2026年度に売上高2,500億円以上・営業利益率10%以上です。2026年3月期の実績は、売上高2,377億円・営業利益率7.9%です。
先行きについては、中東情勢の影響による原材料価格の高騰リスクなど、不透明な点があるとしています。
働く人に関わる数字
平均年間給与・平均年齢・離職率・有給休暇の数字は、子会社を含まないダイヘンだけ(単体)の値です。
- 平均年間給与:973.2万円。賞与や残業代のほか、退職金を前払いで受け取る分も含みます。前の期より14.1%増えています。2024年3月期は911.7万円、2025年3月期は852.6万円でした
- 賞与の仕組み:賞与は業績に連動します。前の年度より業績が一定以上伸びた年には、夏・冬の賞与に加えて最大2か月分の「3回目の賞与」を出す制度があります。この期に3回目の賞与が出たかどうかは、有価証券報告書には書かれていません
- 平均年齢・勤続年数:44.0歳、20.0年(従業員1,203人)
- 自己都合で辞めた人の割合:1.4%(2026年3月期)
- 年次有給休暇の取得率:72.0%(2026年3月期)
- 初任給:学士287,000円(2026年4月の実績で、これから入社する人の額とは限りません)
- 募集:総合技術職(研究職・開発職・設計職・生産技術職・施工管理)と総合事務職(営業職・企画職・本社部門職)の2つで、募集要項には「文理問わず」とあります(公式の募集要項、2026年9月29日確認)
有価証券報告書では分からないこと
有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさ、転勤の多さ、職場の雰囲気は分かりません。説明会やOB・OG訪問で、配属されそうな部署の人に直接聞いてみてください。口コミサイトを読むときは、書いた人の部署と時期を確かめてください。
志望動機で「将来性」を書くときは
「電力と半導体の需要が伸びているから」だけでは、ほかの会社にも言える理由になります。ダイヘンのどの事業(変圧器・溶接ロボット・半導体製造向けの電源など)に関心があり、そこで何をしたいかまでつなげると、ダイヘンを選ぶ理由になります。
ほかの重電メーカーとの比較は重電メーカー6社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。書いた志望動機は、お祈り診断で根拠が足りない所がないか確かめられます。
このページの数字は、2026年9月29日時点で最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給と募集の内容は公式の採用ページによります(2026年9月29日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。