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デンソーはやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる

執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)

記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。

デンソーは、車のエアコンなどの熱に関わる製品、エンジンの部品やインバータ(電気を変換する装置)、車を電子で制御する装置や運転支援のセンサ、半導体などを作る自動車部品メーカーです。1949年にトヨタ自動車工業(今のトヨタ自動車)から分かれて設立されました。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。

このページでは、有価証券報告書(2026年3月期)で確かめられる数字から、デンソーの今の姿と、電動化やソフトウェアについて会社自身が書いていることを見ていきます。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。

数字で見るデンソー

  • 業績:2026年3月期の売上収益は75,399.8億円で、4年前(2022年3月期)の約1.37倍です(計算)。営業利益(本業のもうけ)は約1.62倍、親会社の所有者に帰属する当期利益は約1.68倍です(計算)
  • 前の期との比較:売上収益は5.3%増、営業利益は6.5%増、当期利益は5.9%増です。売上の増加は、車両販売の増加によるとしています。営業利益は、米国の関税や部材費の高騰、人への投資の増加などの影響があるものの、合理化の努力や操業度(設備の稼働の度合い)の改善などで増えたとしています
  • 主な顧客:売上収益の54.8%がトヨタグループ向けです(計算)
  • 財務:親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率にあたるもの。資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は62.91%で、表の5年間、毎年上がっています

5年間の業績

決算期売上収益営業利益当期利益親会社所有者帰属持分比率従業員数
2022年3月期55,155.1億円3,411.8億円2,639.0億円57.85%167,950人
2023年3月期64,013.2億円4,261.0億円3,146.3億円59.08%164,572人
2024年3月期71,447.3億円3,806.0億円3,127.9億円60.87%162,029人
2025年3月期71,617.8億円5,189.5億円4,190.8億円61.27%158,056人
2026年3月期75,399.8億円5,525.4億円4,437.6億円62.91%154,716人

グループ全体(連結)の値で、国際会計基準(IFRS)です。当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益です。数値の出典:有価証券報告書

売上収益は表の5年間、毎年増えています。営業利益と当期利益は2024年3月期に一度減り(10.7%減と0.6%減、計算)、2026年3月期は表の中でいちばん大きい値です。従業員数(連結)は毎年減り、4年前より13,234人少なくなりました(計算)。利益や従業員が減った理由は、今回の有価証券報告書には書かれていません。

地域ごとの売上と主な顧客

事業の区分(セグメント)は、日本・北米・欧州・アジアの地域ごとです。2026年3月期の売上収益(外部の顧客への売上)と営業利益は次のとおりです。

  • 日本:売上収益30,878.8億円(5.8%増)、営業利益1,859.1億円(15.7%減)。会社は利益について、部材費の高騰や人への投資の増加の影響などを挙げています
  • 北米:売上収益20,123.6億円(8.9%増)、営業利益1,323.1億円(34.9%増)。利益は、米国の関税の影響があるものの、合理化の努力や「一過性の費用回収」(その期だけの費用の回収)で増えたとしています
  • 欧州:売上収益6,915.5億円(7.0%増)、営業利益278.0億円(221.3%増)
  • アジア:売上収益16,221.8億円(0.5%減)、営業利益1,788.4億円(5.5%増)
  • その他(南米などの現地法人):売上収益1,260.2億円(6.0%増)、営業利益248.7億円(11.7%増)

日本の営業利益には、ほかの地域のグループ会社に売った分(13,162.1億円)の利益も入っています。

トヨタグループ向けの売上収益は41,345.8億円で、トヨタ自動車1社では売上収益の26.4%です。会社は、トヨタグループへの売上は、その顧客企業の業績により大きな影響を受ける可能性があるとしています。トヨタ自動車は、議決権(株主総会で投票する権利)の22.25%を持つ株主でもあります。

電動化とソフトウェアについて会社が書いていること

  • 電動化の製品:2025年10月に、トヨタ自動車の新型「bZ4X」に採用された新型インバータなど3製品を開発したとしています。インバータには、自社のSiC(炭化ケイ素)のパワー半導体(電気の変換や制御に使う半導体)と、両面から冷やす技術を使い、従来比で電力損失を約70%減らしたとしています
  • SiC:電動化時代の競争力を左右する中核技術として、SiCの内製化(自社で作ること)に取り組んでいるとしています
  • ソフトウェア:電動化・ソフトウェア・半導体などの領域を中心に、人の質と量の強化に取り組んでいるとしています。2021年度から2024年度までに約220人の技術者が、ハードからソフトウェアの技術者への転身に挑戦しました
  • 研究開発費:全社で6,900.7億円(資産に計上した分を含む)で、売上収益の9.2%です(計算)。会社は、直近の売上収益の9%台を研究開発の目安にしています
  • 会社の見積もり:2030年を想定した気候変動の分析で、電動車の需要増加による売上収益の増加を、中期の潜在的な影響として「+2,000億円」としています。燃費規制の厳格化や電動化の加速に対応できず、販売が減った場合の売上収益の減少は、長期の潜在的な影響として「△3,000億円」です。どちらも2026年6月11日時点の暫定値です

会社が挙げている課題と中期経営計画

  • 環境の変化:高度運転支援や自動運転など、クルマの知能化が加速しているとしています
  • 中期経営計画:2026年3月31日に、2030年に向けた「CORE 2030」を発表しました。成長の柱は「商品づくりの強化」「モノづくりの革新」「人づくり・パートナーとの共創」の3つです。FA(工場の自動化)や農業、半導体の領域でも、労働力不足の解決などに挑むとしています。売上や利益の目標の数字は、有価証券報告書には載っていません
  • 競争:会社は事業等のリスクとして、自動車業界の価格競争は極めて厳しい状況が続き、消費者向けの電子機器のメーカーや、AIを使う新興企業が参入する可能性もあるとしています

働く人に関わる数字

平均年間給与から社員エンゲージメントまでは、子会社を含まないデンソーだけ(単体)の、2026年3月期(2025年度)の値です。

  • 平均年間給与:915.3万円(賞与と、残業代などの基準外賃金を含む)。前の期より6.1%増えています。会社は、この増減率は賃上げのほか、年齢構成や採用・退職の動き、賞与や残業時間の増減などの影響を受け、賃上げの水準だけを示すものではないとしています
  • 平均年齢・勤続年数:44.8歳、22.9年(従業員43,889人)
  • 男性の育児休業:配偶者の出産に伴う公休を含む取得率は99.5%、含まない取得率は80.4%(平均2.7か月)です
  • 管理職に占める女性の割合:2.2%(全社員に占める女性は約17%)
  • 社員エンゲージメント:会社は、デンソーで働いて良かったと実感する社員が増えることを目指しています。調査の総合的な肯定回答率は78%(2021年度は70%)で、2030年度(2031年3月期)に80%を目標にしています
  • 2026年の賃上げ:労働組合の要求(昇給額が1人あたり月23,500円、賞与6.4か月)に、満額で回答したとしています
  • 初任給:学士275,000円、修士300,000円、博士334,000円(採用ページに「2025年度実績」とあり、これから入社する人の額とは限りません)。「ライフプラン原資」を含む額で、その説明は採用ページにありません
  • 募集:職種ごとのコース別採用です。募集要項は2027年4月に入社できる人が対象で、事務系は全学部全学科、技術系は理系または文理融合の学部・学科です(一部のコースを除く)。2028年卒向けのエントリーの入口もあります(公式の採用ページ、2026年9月30日確認)

公式の新卒採用情報

有価証券報告書では分からないこと

有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさ、転勤の多さ、職場の雰囲気は分かりません。有給休暇の取得率や残業の時間、離職率も載っていません。採用ページの「数字で見るデンソー」には2024年度の実績として、有休消化率92.1%、平均月間残業時間19時間、離職率0.8%が載っています(対象の範囲は書かれていません)。説明会やOB・OG訪問で、関心のあるコースの人に直接聞いてみてください。

志望動機で「将来性」を書くときは

「トヨタグループの会社だから」「電動化の時代でも伸びそうだから」だけでは、ほかの自動車部品メーカーにも言える理由になります。デンソーの採用には、電動化エンジニアコースやモビリティソフトエンジニアコース、半導体エンジニアコースなどがあります。どの製品や技術に関心があり、そこで何をしたいかまでつなげると、デンソーを選ぶ理由になります。

ほかの自動車部品メーカーとの比較は自動車部品メーカー8社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。デンソーの志望動機を書いたら、お祈り診断で確かめられます。このページの有価証券報告書の要点を応募先の資料として添え、採用側の5つの視点で、根拠が足りない所を見ます。

このページの数字は、2026年9月30日時点で最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給と募集の内容、有休消化率などの数字は公式の採用ページによります(2026年9月30日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。

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