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研究内容がまだ決まっていないESの書き方|研究概要に書けること
執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)
記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。
就活のESに「研究内容」や「研究概要」の欄があるのに、研究室にはまだ配属されていない。そんなときも、所属と分野、関心を持ったきっかけと理由、今の準備や授業・実験で身につけたこと、今後の予定は書けます。気をつけたいのは、予定を成果のように書かないことです。まだ始めていない研究を「明らかにした」とは書かず、「調べる予定です」のように書きます。
応募先が「未定の場合は〜」のように書き方を指示していれば、その指示を優先してください。
先に、応募先の指示と所属先の予定を確かめる
設問文や注意書きに、研究室が決まっていない場合の書き方が示されていないかを見てください。たとえば「未定の場合は、興味のある分野を記入」のような指示があれば、それに合わせます。見当たらず迷うときは、応募先の問い合わせ先や、大学の就職支援の窓口に相談する方法もあります。
配属の時期や研究テーマの決め方は、大学や学科によって違う場合があります。所属先の案内で確かめ、決まっていることと自分の希望を分けておきます。
配属前でも書ける4つのこと
- 所属と分野:学科と、関心のある分野を書きます。配属先が未定なら、「〇〇を扱う研究室を希望しています」と希望の形にします。
- 関心を持ったきっかけと理由:授業や実験の場面を一つ選び、何を見て、何を知りたいと思ったのかまで書きます。
- 今の準備と、授業・実験で身につけたこと:研究室のゼミに参加していなくても、授業の復習や入門書を読むことは準備です。実験で学んだ記録の付け方など、実際にしたことを書きます。学生実験を「研究」と呼び換える必要はありません。
- 今後の予定:配属の時期と、取り組みたい方向を書きます。テーマが未定なら、未定と書きます。
欄が短いときは、所属と分野、きっかけ、今の準備を優先します。
架空の教材:化学系学科の学部3年生
以下は書き方を説明するための架空の教材です。実在する学生のESや合格実績ではありません。300字以内の研究内容の欄を想定し、使う事実を先に固定します。
- 化学系学科の学部3年生。学科の案内では、研究室配属は来年春の予定。
- 高分子材料を扱う研究室を希望しているが、配属先も研究テーマも未定。テーマは配属後に指導教員と相談して決める予定。
- 授業の学生実験で、班ごとに作るときの条件を変えたところ、できた材料の硬さに違いが出た。その理由を知りたいと考え、高分子材料に関心を持った。
- この実験で、条件と結果を対応させて記録し、班の間で比べる方法を学んだ。
- 今年の秋から、希望する研究室の論文紹介ゼミに聞き手として参加し、大学院生が紹介した論文で分からなかった用語を調べてノートにまとめている。発表したことはない。
- 研究室の研究には加わっていない。研究の成果、学会発表、受賞はない。
- 配属後は、材料の作り方と性質の関係を調べたいと考えている。
修正後では、このメモにない経験や成果を足しません。例文の字数は、句読点とかぎ括弧を含み、引用記号と改行を除いて数えています。応募時の判定は、実際の入力欄で確認してください。
修正前:185字
私は高分子の研究室に所属し、高分子材料の物性制御について研究しています。学生実験で重合条件によって物性が変化することに興味を持ちました。現在は研究室の論文紹介ゼミに参加し、先輩方と共に研究を進める中で、材料の構造と物性の関係を明らかにしました。今後はこの研究をさらに発展させ、実用化に貢献したいと考えています。研究を通じて培った専門性を、貴社の製品開発に活かしたいです。
配属済みで研究の成果も出ているように読めますが、メモでは配属前で、研究室の研究にも加わっていません。
修正後:299字
化学系の学科に在籍し、来年春に研究室へ配属される予定です。研究テーマはまだありませんが、プラスチックやゴムのように、小さな分子が数多くつながってできた高分子材料を扱う研究室を希望しています。授業の学生実験で、班ごとに作るときの条件を変えると材料の硬さに違いが出たため、その理由を知りたいと考えました。この実験では、条件と結果を対応させて記録し、班の間で比べる方法を学びました。現在は希望する研究室で、大学院生が論文を紹介するゼミに聞き手として参加し、分からなかった用語を調べてノートにまとめています。配属後は指導教員と相談してテーマを決める予定で、材料の作り方と性質の関係を調べたいと考えています。
書ける4つのことを、メモの範囲で書いています。成果がない部分を、別の成果や意気込みで補ってはいません。
何をどう変えたか
1. 配属前であることを最初に書いた
「高分子の研究室に所属し」「研究しています」は、配属済みの学生の文章に読めます。修正後は「配属される予定です」「研究テーマはまだありません」と書き、決まっていることと希望を分けました。
2. 「明らかにしました」を、実際の行動に置き換えた
ゼミで発表を聞き、用語を調べることは、研究で何かを明らかにすることとは違います。修正後は「聞き手として参加し、分からなかった用語を調べてノートにまとめています」と、本人の行動だけを書きました。
3. 研究室の研究と、自分の行動を分けた
「先輩方と共に研究を進める中で」は、研究に加わっているように読めます。発表するのは大学院生で、自分は聞き手だと書き分けました。発展させる自分の研究はまだないため、「この研究をさらに発展させ」も外しています。
4. 専門用語を言い換えた
ESを読む人が、同じ分野を学んだ人とは限りません。「重合条件」は「作るときの条件」に言い換え、「物性」はメモにある「硬さ」に戻しました。分野名の「高分子材料」は残し、「プラスチックやゴムのように、小さな分子が数多くつながってできた」と一言の説明を添えています。
5. 設問が聞いていない入社後の話を外した
「研究を通じて培った専門性」は、まだない研究を前提にしています。設問が研究と仕事のつながりまで聞いている場合は、すでに学んだことと、これから学びたいことを分けて書きます。
時制と確度をそろえる
書く前に、事実を次のように分けます。確度とは、どこまで確かなことかという意味です。
- 終わったこと:「条件と結果を比べました」「〜の方法を学びました」
- 続けていること:「ゼミに聞き手として参加しています」
- 決まっている予定:「来年春に配属される予定です」(所属先の案内で確かめた内容だけ)
- 希望:「〜を扱う研究室を希望しています」「〜を調べたいと考えています」
- 未定:「研究テーマはまだありません」
まだしていないことに「明らかにした」「開発した」「研究しています」は使いません。「〜を研究する予定です」と書く前にも、決まった予定か自分の希望かを確かめます。希望なら「〜に取り組みたいと考えています」が事実に合います。
研究を作らず、先輩の研究を自分の研究にしない
決まっていないテーマを決まっているように書くと、実際のテーマが決まったときに、ESの内容と事実が食い違うおそれがあります。研究室の先輩や、ゼミで紹介された論文の著者の研究を、自分の研究のように書くことも避けます。
研究室の取り組みに触れるなら、「研究室では〜に取り組んでいます」と研究室を主語にし、自分がしたこと(聞いた、調べた、まとめた)とは文を分けます。内容は、公開されている紹介や直接聞いた範囲にとどめます。
提出前に本人が答える質問
- 応募先に、研究室が未定の場合の指示はありましたか。あれば従っていますか。
- 配属先や研究テーマを、決まっているように書いていませんか。
- まだしていないことを、「明らかにした」のように終えたことにしていませんか。
- 研究室や先輩、論文の著者がしたことと、自分がしたことを分けていますか。
- 専門用語を、別の分野を学ぶ人にも分かる言葉にしましたか。
- 書いた内容を聞かれたとき、自分の言葉で説明できますか。
配属前に研究の成果がないのは、時期を考えれば自然なことです。研究への関心をメーカーの志望動機につなげたいときは製品を使ったことがなくても書けるBtoBメーカーの志望動機を、欄の字数に収まらないときはESが400字に収まらないときの整理の仕方を参考にしてください。