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東京精密はやばい?将来性を有価証券報告書の数字で確かめる

執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)

記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。

東京精密は、半導体の製造工程で使う加工・検査の装置(半導体製造装置)と、部品の形や表面を精密に測る機器(計測機器)を作る会社です。「ACCRETECH」というブランドも使っています。「やばい」は、悪い意味にも、すごいという意味にも使われる言葉です。

このページでは、有価証券報告書(2026年3月期)で確かめられる数字から、東京精密の今の姿と、会社自身が挙げている課題と計画を見ていきます。職場の雰囲気や部署ごとの忙しさは、有価証券報告書からは分かりません。

数字で見る東京精密

  • 業績:2026年3月期の売上高は1,668.4億円で、前の期より10.8%増え、4年前(2022年3月期)の約1.28倍です(計算)。会社は、売上高が過去最高だとしています
  • 増えた理由:会社は、生成AIを含むHPC(高性能な計算処理)関連の需要が高まり、半導体製造装置が増収になったとしています。計測機器も、国内のものづくりの投資が安定していたことに加え、航空・宇宙・防衛の分野で新しい事業の機会を得て、増収になったとしています
  • 利益:営業利益(本業のもうけ)は337.4億円(13.6%増)、経常利益は348.3億円(16.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は247.4億円(3.5%減)です。会社は、部材費や人件費は上がったものの、過去最高の売上高で営業利益と経常利益が増えたとしています。半導体製造装置の一部製品の不具合への対策費用18.3億円を特別損失(その期だけの特別な損失)に入れたものの、純利益は前の期とほぼ同じだとしています
  • 受注:受注高(その期に受けた注文の額)は1,631.0億円(12.0%増)、受注残高(注文を受けて、まだ売上になっていない分)は2026年3月末の時点で793.6億円(4.5%減)です
  • 研究開発:全社の研究開発費は120.4億円で、前の期の103.5億円から16.3%増え、売上高の7.2%です(計算)
  • 財務:自己資本比率(資産のうち、返す必要のないお金でまかなっている割合)は76.3%で、前の期より3.1ポイント上がり、5年間でいちばん高い値です

5年間の業績

決算期売上高経常利益当期純利益自己資本比率従業員数
2022年3月期1,307.0億円291.6億円213.3億円68.1%2,354人
2023年3月期1,468.0億円353.0億円236.3億円69.0%2,468人
2024年3月期1,346.8億円264.5億円193.8億円69.4%2,658人
2025年3月期1,505.3億円299.4億円256.4億円73.2%2,767人
2026年3月期1,668.4億円348.3億円247.4億円76.3%2,890人

グループ全体(連結)の値です。当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益です。2022年3月期の値は、海外子会社の売上や費用を円に直す方法を変えたため、さかのぼって直した数字です。数値の出典:有価証券報告書

2024年3月期は、前の期より売上高が8.3%、経常利益が25.1%、当期純利益が18.0%減りました(計算)。減った理由は、今回の有価証券報告書には書かれていません。

5年間で経常利益がいちばん大きいのは2023年3月期、当期純利益は2025年3月期です。2025年3月期には、日野工場の用地を売った利益43.0億円を特別利益(その期だけの特別な利益)に入れています。

事業ごとの状況

事業の区分(セグメント)は2つで、足すと全体の値になります(利益は端数で0.1億円ずれます)。2026年3月期の外部の顧客への売上高と営業利益は次のとおりです。

  • 半導体製造装置(ウェーハプロービングマシン、ウェーハダイシングマシン、ポリッシュ・グラインダー〔ウェーハを削ったり磨いたりして薄くする装置〕など):売上高1,278.8億円(12.7%増)で、全体の76.6%です(計算)。会社は、おおむね顧客の求める納期どおりに出荷でき、付加価値の高いプローバ(ウェーハの上のチップを電気的に検査する装置)の出荷も増えて、売上高が過去最高を更新したとしています。営業利益は284.0億円(16.8%増)で、売上高の22.2%です(計算)
  • 計測機器(三次元座標測定機、表面粗さ・輪郭形状測定機など):売上高389.6億円(5.1%増)で、全体の23.4%です(計算)。営業利益は53.3億円(1.1%減)で、売上高の13.7%です(計算)。利益が減った理由は書かれていません

ウェーハは半導体の回路を作る円い薄い板で、プロービングマシン(プローバ)はその上のチップを電気的に検査する工程、ダイシングマシン(ダイサ)はチップに切り分ける工程で使います。

半導体製造装置の受注について、会社は、HBM(一度に多くのデータをやり取りできる広帯域メモリ)向けのプローバの引き合い(問い合わせや購入の打診)が底堅かったとしています。AI関連のパッケージング(チップを製品の形に組み立てる工程)に向けたグラインダの引き合いや、中国で高精度の装置の要求が続いたことなども挙げています。受注高は1,234.0億円(14.6%増)、2026年3月末の受注残高は651.5億円(6.4%減)です。

計測機器の受注では、会社は、既存の設備の更新需要の安定、ハイブリッド車の生産に関連した追加の投資、航空・宇宙・防衛などの業界向けの案件などを挙げています。受注高は397.0億円(4.7%増)、2026年3月末の受注残高は142.1億円(5.5%増)で、受注と売上はどちらも過去最高を更新したとしています。

地域ごとの売上

顧客の所在地で分けると、2026年3月期の売上高の76.2%が海外で、前の期の74.6%から上がりました(計算)。中国が全体の26.9%、台湾が17.8%、韓国が10.0%で、前の期と比べると中国は12.7%減、台湾は74.1%増、韓国は23.8%増です(計算)。中国の売上が減った理由は、有価証券報告書には書かれていません。売上高の10%以上を占める相手先はありません。

会社が挙げている課題と計画

  • 課題:海外の売上高が過半を占め、中国やタイなどで現地生産も行うなか、グローバル化に合った経営体制づくりを重要な課題にしています
  • 中期経営計画:2025〜2027年度(2026年3月期〜2028年3月期)の計画を、持続的な成長に向けた基盤強化の段階としています。10年後に「当社の製品やサービスがなければモノを作れない、測れない」という立場を築くための期間だとしています
  • 数値目標:2028年3月期までに、ROE(自己資本に対する当期純利益の割合)15%、連結売上高1,850億円、連結営業利益450億円を目指しています。2026年3月期は、ROE13.5%、売上高1,668.4億円、営業利益337.4億円でした
  • 事業ごとの目標:2027年度(2028年3月期)までの売上の目標は、半導体製造装置事業が1,400億円、精密測定機器事業(計測機器)が450億円です。2025年度の実績は、それぞれ1,279億円と390億円です
  • 工場:会社は、半導体製造装置の飯能工場(埼玉県)の近くに新工場を建てる計画で、2028年3月の完成を予定しているとしています
  • 見通し:会社は、半導体製造装置は、HPC関連の装置の拡大が続くことなどから、おおむね堅調に推移すると見込んでいます。計測機器は、電気自動車への移行が想定よりゆるやかなことを、充放電試験システム(電池の性能を測る装置)の普及への向かい風と見る一方、全体ではゆるやかな成長が続くと想定しています
  • リスク:会社は、半導体製造装置の顧客が属する半導体業界などは好不況の波が大きく繰り返し来る業界で、自社の業績も過去に何度もその影響を受けてきたとしています。海外へ売る製品の一部は輸出に日本の貿易管理令による許可が必要で、対象の製品や法令が変わると業績に影響し得るとしています。貿易紛争で輸出入が難しくなった場合の影響も挙げています

将来に関する記述は、2026年3月末時点の会社の判断です。

働く人に関わる数字

平均年間給与から所定外労働時間までは、子会社を含まない東京精密だけ(単体)の値です(2026年3月期)。単体の従業員は1,428人で、グループ全体(連結)の49.4%です(計算)。

  • 平均年間給与:827.6万円(賞与と、残業代などの基準外賃金を含む)。前の期より5.7%増えています
  • 給与の方針:定期昇給のほか、この期が終わった後の2026年4月には物価の上昇に応じたベースアップ(基本給の水準の引き上げ)15,000円(組合員)を行い、追加の賞与も出したとしています
  • 平均年齢・勤続年数:38.5歳、9.5年
  • 男性の育児休業取得率:80.8%(育児目的の休暇は含まない数え方)
  • 女性の割合:管理職の2.9%、正社員の11.3%が女性です。2025年度(2026年3月期)に採用した正社員では16.9%でした
  • 所定外労働時間:フルタイムで働く人の平均所定外労働時間(会社が決めた労働時間を超えて働いた時間)は20.9時間(2025年度)で、女性活躍推進法にもとづく行動計画(2025〜2026年度)の目標は25時間未満です。1か月あたりの値かどうかは書かれていません
  • 初任給:基本給は、学部卒266,000円、修士了288,000円、博士了297,000円、高専本科242,000円です(2026年4月の実績で、これから入社する人の額とは限りません)。別に住宅手当(月13,000円または24,000円)があり、技術職には技術職手当30,000円が付きます
  • 募集:2027年3月卒業見込みの人などが対象の募集要項で、職種は技術職、フィールドエンジニア職、営業職、管理業務職、機械組立職です。募集人数は40名程度で、職種ごとの人数は書かれていません。技術職とフィールドエンジニア職は理工系学科全般、営業・管理部門・機械組立職は全学部全学科が対象です。2027年3月卒業の人のエントリーは終了したとあり、2028年卒の入口があります(公式の募集要項、2026年9月30日確認)

公式の募集要項

有価証券報告書では分からないこと

有価証券報告書で分かるのは、主に会社全体の数字です。部署ごとの忙しさ、職場の雰囲気、注文が多い年と少ない年で仕事がどう変わるかは分かりません。有給休暇の取得率や離職率も載っていません。採用ページには、有給休暇の平均取得日数14.4日、新卒の3年後の定着率92.7%(全学歴を含む)、月平均の残業時間22.7時間とありますが、年度と範囲は書かれていません。説明会やOB・OG訪問で、希望する職種の人に直接聞いてみてください。

志望動機で「将来性」を書くときは

「半導体が伸びているから」だけでは、ほかの半導体製造装置メーカーにも言える理由になります。東京精密は、半導体製造装置に計測機器を組み込むなど、2つの事業の技術を合わせる取り組みも挙げています。どちらの事業のどの製品に関心があり、どの職種で何をしたいかまでつなげると、東京精密を選ぶ理由になります。

ほかの会社との比較は計測・検査機器メーカー8社の企業マップと半導体製造装置メーカー8社の一覧、つなぎ方はBtoBメーカーの志望動機で説明しています。東京精密の志望動機を書いたら、お祈り診断で確かめられます。このページの有価証券報告書の要点を応募先の資料として添え、採用側の5つの視点で、根拠が足りない所を見ます。

このページの数字は、2026年9月30日時点で最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。億円への換算と、(計算)と書いた値は、有価証券報告書の数字から計算しました。初任給と募集の内容などは公式の採用ページによります(2026年9月30日に確認)。投資の判断材料として書いたものではありません。

お祈り診断

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