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ロームは何の会社?何を作っているかをわかりやすく|事業・数字・職種

執筆・編集:お祈り診断(AIを使用)

記事の作成と点検にAIを使用しています。実際の採用担当者の監修記事ではありません。

ロームは、電子機器の中で電気を制御する半導体と、電子部品を作る会社です。電源を制御したりモーターを動かしたりするLSI(集積回路)、トランジスタやダイオード、電気自動車などに使うSiC(炭化ケイ素)のパワーデバイス、抵抗器などを、自動車や産業機器、家電などのメーカーに売っています。部品として機器の中に入るため、何をしている会社なのかが外からは見えにくい会社です。

このページでは、2026年3月期の有価証券報告書と、公式の採用サイトから、ロームが何を作り、いまどんな状況にあるのかを説明します。採用サイトの確認日は2026年9月29日です。

ひとことで言うと

  • 作っているもの:LSI(アナログ・ロジック・メモリ)、半導体素子(トランジスタ、ダイオード、パワーデバイス、発光ダイオード、半導体レーザー)、モジュール(プリントヘッドなど)、抵抗器です。有価証券報告書は、自社を「電子部品の総合メーカー」と書いています
  • 売る相手:自動車、産業機器、民生機器(家電やアミューズメントなど)、コンピュータとストレージの市場向けの製品が、有価証券報告書で説明されています
  • いまの状況:バッテリー式電気自動車(BEV)の市場の成長見通しが従来の想定を下回ったことを受け、SiC事業の固定資産を中心に多額の減損損失(設備などの価値を引き下げて損失にすること)を計上しました。2026年3月には、東芝デバイス&ストレージの半導体事業と三菱電機のパワーデバイス事業との、事業・経営統合の協議を始めるための基本合意書を結んでいます

数値と事業の出典:有価証券報告書(2026年3月期)

何を作っている? 4つの事業で見る

事業主な製品売上高事業の損益
LSIアナログ・ロジック・メモリ2,183.9億円245.4億円の利益
半導体素子トランジスタ・ダイオード・パワーデバイス・発光ダイオード・半導体レーザー2,052.6億円227.0億円の損失
モジュールプリントヘッド・オプティカル・モジュール315.9億円35.2億円の利益
その他抵抗器259.0億円41.0億円の利益
  • LSI:多くの回路を1つのチップにまとめた半導体です。公式サイトの製品情報には、電源IC、モータドライバ、マイコンなどが並んでいます
  • パワーデバイス:大きな電気を、損失を抑えながら切り替える半導体です。SiC(炭化ケイ素)は、シリコン(Si)より電力の損失を抑えやすい材料として、電気自動車などに使われます。有価証券報告書によると、SiCパワーデバイスは電動車(xEV)向けの売上が堅調でした
  • 抵抗器:電気の流れを調整する電子部品です。電流を測るシャント抵抗など、自動車や産業機器向けの高信頼の製品は順調だった一方、汎用の抵抗器は売上が減ったと書かれています

売上高と事業の損益は、有価証券報告書の事業別の説明から取りました。

数字で確かめる

項目2026年3月期
売上高(連結)4,811.5億円(前期比7.3%増)
営業利益(連結)108.6億円(前期は400.6億円の営業損失)
親会社株主に帰属する当期純損益1,584.2億円の損失
海外の売上の割合69.8%(計算)
研究開発費466.1億円(前期比18.6%減)
従業員数(連結・期末)21,756人
  • 本業は黒字に戻りました。有価証券報告書は、売上の増加と、前の期の構造改革による固定費の削減が効いたとしています
  • 最終損益は大きな赤字です。バッテリー式電気自動車(BEV)の市場の成長見通しが従来の想定を下回ったため、SiC事業の固定資産を中心に、多額の減損損失を計上したと説明しています
  • 売上の7割が海外です。顧客の所在地で分けると、中国30.5%、日本30.2%、その他の国・地域39.4%です(いずれも計算)
  • 次の目標:2025年11月に公表した中期経営計画「MOVING FORWARD to 2028」は、2028年度に売上高5,000億円以上、営業利益率20%以上、ROE(株主のお金でどれだけ利益を出したかを示す指標)9%以上を目標にしています。生産拠点の再編や、事業の組み合わせの見直し、価格の見直しなどの構造改革を進めるとしています

5年間の業績と、会社自身が書いている課題や見通しは、ロームの将来性は?2年続いた最終赤字と会社の計画を有価証券報告書で確かめるで説明しています。

平均年間給与は約804万円(ローム単体)

有価証券報告書によると、ローム単体の従業員4,199人の平均年間給与は 803万5千円で、前の期より0.8%減りました。平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は14.0年です。この額には、賞与と基準外賃金が含まれます。平均額は、職種や年齢の違いをならした値です。

募集職種と勤務地

採用サイトの募集要項(2027年3月に大学院の博士・修士課程を修了、または大学・高専を卒業する見込みの人が対象)は、次の職種を挙げています。募集する職種は年度によって異なると書かれています。

  • 技術:商品・技術開発、生産技術、品質保証/品質管理、情報システム開発
  • 営業・管理:営業、生産管理、調達・SCM、経理、法務、知的財産、総務、人事

2025年入社の採用人数は、技術124名、営業・管理15名です。給与は、技術系が修士了28万円・学士25万7,000円、営業・管理系が修士了26万3,000円・学士24万9,000円です(2025年度実績。営業は別に営業手当あり)。勤務地は、技術系が京都本社・京都駅前・新横浜・滋賀・浜松・岡山・福岡・宮崎など、営業・管理系が京都本社・京都駅前・東京・新横浜・名古屋などです。28卒向けには、エントリーとマイページの入口となる28卒のページがあります。上の募集要項は27卒向けなので、28卒の条件はマイページなどで確かめてください。

志望動機に使える事実と、使い方

志望動機では、会社の特徴を並べるより、「その特徴と自分の経験がどうつながるか」を書く方が伝わります。有価証券報告書から、つなげやすい事実を3つ挙げます。

  1. 品質を第一とする企業目的:創業時からの企業目的は「われわれは、つねに品質を第一とする。」で始まります。ミスを防ぐ仕組みを作った経験や、手を抜かずにやり切った経験とつなげやすい事実です
  2. 立て直しの時期にある:構造改革と、SiC事業の収益化に取り組んでいます。苦しい状況を立て直した経験がある人は、その経験から書けます。ただし、会社の課題を批判するのではなく、自分がどう貢献したいかを書きます
  3. 世界で戦える規模を目指す:東芝デバイス&ストレージの半導体事業、三菱電機のパワーデバイス事業との事業・経営統合に向けた協議を進め、世界市場で競争できる事業規模と技術基盤を目指すとしています。有価証券報告書の時点では協議を始める段階で、統合が決まったわけではありません。志望動機では「統合するから」と決まったことのように書かないようにします

「パワー半導体が伸びそうだから」だけでは、ほかの会社でも言える理由になりやすいです。どの製品や仕事に関わりたいのかまで書くと、ロームを選ぶ理由になります。

書き方の手順は、BtoBメーカーの志望動機|製品を使ったことがなくても調べられることで説明しています。書いた志望動機は、お祈り診断で、根拠が足りない所がないか確かめられます。1本目は完全版まで無料です。

同じ分野の会社と比べる

ロームは、電子部品の会社としても比べられます。ロームを含む電子部品メーカー8社は、電子部品メーカー8社の一覧にまとめています。ほかの分野の会社もまとめて絞り込むなら、BtoBメーカー企業マップを使えます。

このページの売上・利益・従業員数・平均年間給与は、2026年9月29日時点で公表されている最新の有価証券報告書(2026年3月期)から取りました。職種・給与・勤務地は採用サイト、製品の例は公式サイトによります(2026年9月29日に確認)。計算した割合には「計算」と書いています。平均の数値から、一人ひとりの待遇や社風、選考の難しさまでは分かりません。

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